MR.BOB HAINES of cruise-ok



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ボブヘ・イネス氏 


シーボンサンのクルーズディレクターでもあるボブ・ヘインズ氏がクルーズ業界に入る前の職業とはTVのエンターテイメントのライター(台本作家)であった。
もともと旅行や人と話すのが好きな彼は以前から客船でのエンターテイメントビジネスには興味を抱いていたと言う。
最初にこの世界に入り乗船した客船はキュナード社の客船であったが、1974年当時のクルーズ業界は常にアイデアに変化が求められ何事にもチャレンジ精神の旺盛な彼には大変やりがいのある仕事であったと言う。QE2には約10年、サガフィヨルドやビスタフィヨルドといったやはりキュナード社の客船の他、プリンセス社の客船数船にも仕事を依頼されたこともあると言う。
またこのシーボンサン(ロイヤルバイキングサン)にはキュナード社にサンが移ってきてから(1994年)乗船するようになったそうだ。
クルーズディレクターとして17年間。
クルーズの世界に足を踏み入れ約24年、まさにこの業界で活躍する大ベテランである。
 ボブ・ヘインズ氏は実は大変ロマンチストでもあるようだ。彼が旅し書き綴ったポエムにはかつていインターナショナル・ポエットソセエティーからセミファイナリストの賞を授かったことあると言う。
 彼は生まれて育ったのはイギリスである。父をイギリス人に母をアメリカ人に持ち現在アメリカとカナダに奥様と2人の子供を残してきていると言う。
イギリスの大学を卒業して最初に就職したのはホテル業界であった。
その後テレビ局のライターの仕事をした後クルーズ業界へと入った。ライター時代にはいろいろ旅行する機会も多く、キュナード社はそんな彼のキャリアを買ってくれたのだと言う。
 彼の仕事とは基本的には毎晩乗客の方々に配る“エンターテイメントのプログラム”を制作することだと言う。
アクティビティ、ダンス、カクテルパーティーなどサービス部門全般が彼の責任下にある。
またフィルムライブ、毎日のテレビプログラムなどソーシャルアクティビティとエンターテイメント・プログラムも私の担当で約75名のスタッフが彼の下で働いている。
 “エンターテイメント・プログラム”というのは例えばシーボンサンではクラシック音楽、コミック、アクション、ファミリーエンターテイメントが主体となるが最近では人気のカラオケやビンゴなど、乗客の方々からのご希望によって追加することになっていると言う。
「シーボンサンの方針としては乗客の方々が船旅を心よりお楽しみ頂くため常に何かご要望があれば変更する用意を持っております。」氏は毎クルーズ終了後のコメントカードには必ず目を通し、今後とも品質を保つため客船の貴重な資料としていると言う。
 クルーズディレクターにとって乗客の方々に接する上での難しさとは、まず乗客の方々がハッピーになられるよう努めること。このことが最も大切なことだと言う。
「もしハッピーでないとしたならば先程も述べたような乗客皆様の意見に耳を傾け変更できるものは積極的に変更していきます。
しかしながら実際そういったことはそう多くはありません(サンは常に5スタープラスの客船としての評価を得ており、まさに洗練された客船なのです)またすべてがスムーズに進行し、お客様方に第一級のサービスを提供できるようプロフェッショナルに徹することも、我々には求められております。」 客船会社との契約では約3ヶ月間クルーズディレクターとして乗船し、2ヶ月の休みが貰えることになっている。また年間35日は家族のスケジュールさえ合えば彼の客船勤務中、家族をそのクルーズに乗せることができることになっているのだそうだ。
 「客船という海上の労働時間がきわめて特殊な場で働いているため、休みの時には次のクルーズのレクチャー(講義)の準備をしたりもしますが、家の模様替えや子供の学校への送り迎えなど、できるだけ家でノンビリしているか、もしくは友人達と会っています。スイッチを切り替え、リラックスすることはこの業界に働く者と仕立てはとても大切なことなのです。」

 仕事を通し訪れた港や街も多いと思うのですが


そうですね。香港、シドニー、ケープタウン、バミューダ、それと東京と鹿児島も私が好きな港です。
それぞれにいろいろな思い出が甦ります。
例えば日本の各港では毎回ポートオフィサーや地元の方々が温かなもてなしで、我々を迎えてくれるのがとても印象的でした。
また香港はとてもエキサイティングな一面をのぞかせながら、反面ショッピングや食事を存分に楽しめる町でした。
シドニーはハーバーやボート橋、それにオペラハウスなど、随所にとても風光明媚な地形を持ち、地元オーストラリア人たちもまたフレンドリーでした。ケープタウンの港も私の好きな港のひとつです。
港周辺がカントリーサイド(田舎)になっており、他の町とも異なる独特の風情が何とも印象的でした。 

 クルーズ産業の成長について?


ここ数年クルーズ産業は巨大なビジネスへと成長し続けております。
大手企業からの投資も盛んでクルーズビジネスは将来においても非常に有望な産業と言えるでしょう。また我が客船のような高級志向の客船のみならず非常にリズナーブルな客船の登場によって、今までクルーズに関心のない一般の方々にも今後のクルーズは浸透していくことと思います。
飛行機のような乗り換えを必要とせずにいろいろな風景に出会へカクテルパーティーやエンターテイメントが楽しめる。
そして食事代は料金に含まれ、その上安全。全体をひとつのパッケージとしてみればまさにクルーズはどなたにとっても最高のバケーションと言えるでしょう。