現在オーバーシーズトラベル社が扱っている海外の客船会社は“コスタ”“ホーランドアメリカ”“ウインドスター”“マジェスティックアメリカライン”の4社であるのだが現在はその内の“コスタ”と“ホーランドアメリカ”の2社が中心に販売がなされている。 両クルーズ会社の客船の特徴、そして客層など?
コスタ社はイタリアンスタイルで楽しませてくれる陽気な客船ということで、楽しいことが大好きといった方々が乗客のメインとなっている。
いろいろな国の方が乗船してくるので英語を話せなくてもまったく不快感がなく楽しめるのもコスタクルーズの魅力である。乗客たちもハネムーナー、ベビブーマー、シルバーエイジなど幅広い年齢層からなり、またスタッフたちの構成も40〜50カ国と国際色豊だ。コスタアトランティカ以降、デザイナーのジョーフォーカス氏(一連のカーニバル客船たちのデザインを手がけている)が客船デザインに参加してから各客船、船内なども若干アメリカ色が加味され、またユニークなテーマが持たされるようになってきたようだ。例えばコスタ・セレーナのテーマは「ギリシャ・ローマ神話」と言うように。客船の中にいろいろな発見があるのもまた乗客たちの楽しみとなってきているようだ。
最近のニュースでは新造船コスタ・パシフィカ(114,500t)が2009年のデビューを予定され話題となっていると言うこと。
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また、6月25~30日(那覇、神戸、東京)、10月15~22日(長崎、東京、神戸、沖縄)にコスタクルーズ社のコスタ アレグラが日本寄港することが発表されたのでこれからコスタの名を日本で頻繁に耳にする機会も増えてくることであろう。予定では東京(晴海)、神戸に一泊することになっている。「このクルーズに関してはヨーロッパ人にあっという間に売れてしまうでしょね。」と榎本さんは今から予想している。
また2006年12月よりドバイを起点としたクルーズがスタートし成功をおさめ、そのことで2007年12月よりコスタ・ロマンチカとコスタ・ヨーロッパの2隻がドバイ航路に配船されクルーズを運航することになっている。また2008年12月からはコスタ・ビクトリアとコスタ・ヨーロッパの2隻が配船される予定だ。
現在ドバイ政府観光局との協力を得、国内でのプロモーションも精力的に行われているところである。
ホーランドは2005年10月にGSAになったばかりなので現在戦略を練りながら販売に向けての活動が進められているのだそうだ。
ホーランドアメリカ社の客船たちの乗客層としてはクルーズをよく知っている方々がその多くを占め、例えば色々なタイプの客船に乗船し最終的に落ち着いた方々などがこの客船を選んでいる。またリピーターの方が非常に多いこともこのクルーズ会社の客船たちの特徴だ。「私が耳にした前回のクルーズでは90% はリピーターということでした。ショートクルーズやメジャーな客船会社のクルーズとは異なり80%〜90%はリピーターでリピーターではない方が少ないくらいです。そのためリピーターズカクテルパーティも何種類(乗船回数)に分けて行われるそうですよ。」と榎本さん。「ホーランドアメリカ社の客船たちは洗練された大人の船で、いわゆるお客様が豪華客船と聞いてちょっと思い浮かべるような客船がこの会社の船と言ったらよいでしょか。」
乗客のほとんどがアメリカ人ということなので日本人からすれば英語を話せないというハンデがある。それを払拭させたいということで日本人向けのパンフレットがGSAとして初めて作成された。
また現在13隻中8隻がアラスカに配船されているように、ホーランドアメリカ社は世界のディストネーションの中でも特にアラスカに力を入れている。現在シアトル(アメリカ)発着と、バンクーバー(カナダ)発着の両方をアラスカクルーズスタートの港として設けている。日本から直行便がシアトルまで飛んでいるので日本人にとってもアラスカクルーズは乗船しやすいクルーズとなっている。
昔からのオランダとインドネシアとの関係上スタッフ構成はインドネシア人が中心でそれにわずかではあるがフィリッピン人たちが加わる。スタッフたちは長いクルーズになるほど乗客の名前やその好みを覚え、例えば食事前のワインや食後のコーヒー等への気配り、そしてさりげないサービスはホーランドアメリカ社が業界でもプレミアムリーダーと呼ばれる所以だ。スタッフたちの密接な関係が築けるという意味ではホーランドアメリカ社はあまり大きな客船は造っておらず、コスタクルーズ社が10万トンクラスのサイズの客船を多数揃えているのに対しホーランドアメリカ社は大きくても8万トンまでにサイズは抑えられていると言う。
現在(2007年10月)“ユーロダム”(86,000t)という新造船がイタリアのフンカティエリにて造船されている最中で2008年7月にデビューが予定されている。
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